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Windows11Homeエディションでリモートデスクトップを有効化する方法

 Windows11Homeエディションでリモートデスクトップを有効化する方法


通常だとHomeエディションではリモートデスクトップは使用できない
が、これまた例の如く方法がある

1 RDP Wrapperをダウンロード(これを書いている時点でのバージョンは1.62)

https://github.com/stascorp/rdpwrap/releases

2 rdpwrap.iniをダウンロード
※OSアップデートにより接続できなくなる場合があるが、それはこのiniが適合しなくなるためらしい
そのため、接続できなくなった場合はこのファイルを再ダウンロードして入れ替える必要が出てくる

https://github.com/sebaxakerhtc/rdpwrap.ini/blob/master/rdpwrap.ini

3 1でダウンロードしたファイルを展開して、管理者権限でPowerShellを起動して以下のコマンドを実行
cd .\Downloads\RDPWrap-v1.6.2\
./install.bat
./update.bat
4 リモートデスクトップサービスを以下のコマンドで一旦停止する
net stop termservice
5 2でダウンロードしたrdpwrap.iniを以下のコマンドでコピーする
cp ..\rdpwrap.ini "C:\Program Files\RDP Wrapper\"
6 リモートデスクトップサービスを再起動する
net start termservice

なお5を先にやっても4・6の順でリモートデスクトップサービスを再起動すればコピーしたiniが適応される
また、2で説明した適合問題が起きた場合は2・4・5・6を再度実施すればOK

なお、本当にOKか確認する場合は1でダウンロードしたファイルの中に「RDPConf.exe」という実行ファイルがあるのでそれを実行し、表示されるステータスで「Listener state: Listening」となっていればOK