UMPCを買って見た(Piccolo Series71)
諸般の事情?と言う奴で、少し小さめのモバイルノートが欲しいなぁとふと思いながら何となくネットを眺めていたところ
デイリーガジェット - X-PlusからIntel N100搭載の超小型7インチノートPC「Piccolo Series71」が登場!スタイラス対応の2-in-1モデルに注目
こんな記事を見かけまして
でまあわざわざ1枚起こしているって事はつまり…はい、ポチってしまいまして
我ながら物欲が…
中華PCあるあるなお話
さて、そんな7インチノートPCと言う代物が先日届いた訳ですが
ネットで調べた記事では、OSは「Windows11Home」が載ってると書かれていたのですが、試しに起動してみたらエディションが「Pro」
いやーな予感がして調べたら、はい、ボリュームライセンスOSが載ってました、クソが
→中華製ミニPC等を購入した場合のOS再セットアップなどについて
※まあOS込みでの本体価格が35000円程度ってどう考えてもOS代金載ってない訳で
試しにすっぴんのWindows11を入れてみたら「ハードウェアにライセンが登録されていない」系のエラーが出て認証が通りませんでしたっと
まあ元々購入する時に「OSは別にWindowsにこだわる必要は無いなぁ」と考えていたのでサクサクと消し去ってUbuntuを入れる事に
その際の気になった事項とかを以下に列挙していこうと思います
性能諸元
まずはお馴染み性能諸元を
CPU:Intel N100 メモリ:16G固定 ストレージ:M.2 NGFF 2242 SSD 512G USB:2ポート 画像出力:ミニHDMI1ポート 音声出力:オーディオジャック1ポート 内蔵スピーカー・マイク カメラ:内蔵カメラ モニター:1200x800 IPS液晶タッチパネル(2048段階) SDカードスロット:MicroSDスロット1 Wi-Fi:2.4G、5G対応 キーボード:英字キー
ざっくりとこんな感じ
ストレージが何なのかがどこを探しても書いて無くて、仕方なく現物届いてから開けてようやくNGFFのSSDだと判ったと言うね
セットアップ時に起きたあれこれ
で、モニターの項目を見て貰うと判るとおり、「縦長の液晶タッチパネルを横向きに据え付けた」作りになっていまして
これがどう影響するかと言うと、OSセットアップ時にPCに対して「横向き」に表示されてしまうので、セットアップの時頭を横に向けるかPCを立てるかするしか無いと言う
画面自体はセットアップが完了してモニター設定を変更すれば「正常な」向きに変更出来るのでセットアップの時だけちょいと苦労するかも
あと、キーが英字キーでなおかつF1〜F12が良く有るFnキーを押しながら押すタイプなので、PC起動時のBIOS画面呼び出しが上手く行かない
可能ならBIOS画面呼び出す時は外付けキーボードを付けて作業をしたいところ
サウンドは予想通り「鳴らなかった」
まあこれはデバイスの問題だろうけど、別に鳴らなくても困る事は無いので放置することに
運用時のあれこれ
本体使いながら耳を近づけるとファンが回ってる音がする
普通に使ってる分には気にならない音量だけど、どうも冷却が間に合ってるのかが良く判らないのが、本体の裏面が「全体的に」ほんのりと熱を持っているところ
まあこのサイズ感で取り付けられるファンなんてたかが知れているから、どうしても廃熱がーってのは出てくる問題になるのかなぁと
これは実際長時間回してみて試してみるつもり
本体に有線LANが装備されていないので、有線派な人達はUSBLANアダプターが必須
なんだけど本体にそもそもUSBが2ポートしか無いので、それだけで1ポート埋まると結構しんどいかも?
まあUSBとLANその他のデバイスがくっついている「USBドッキングステーション」と言うモノが世の中にはあるので、それを付け加えれば特に問題は無いかも
キーボードの中央付近にあるポインティングデバイスはまだ使ってみてない感じ
まあそもそもモニターがタッチパネルなので、これ必要あったの?って気はするけど
※これ書いていて、そう言えばタッチパネルドライバが動いていない環境だとマウスが必要になったら困るかとふと思い付く
と言った感じで、暫し使いこなしてみようかと思う
運用してわかったあれこれ(追記)
さて、少しだけ運用してみて見えた問題とかもあるので列挙してみたい
- 良かった点
・小さいは正義
端末そのものの取り回しがし易いと言うのは非常に良いかも
そもそもこの端末を仕入れた理由が「ドラレコの動画を軽易にバックアップ取りたい」と言う点だったのだが、これはその期待に十分答えられるモノだった
- 気になった点、ダメだった点
・バッテリー
意外と持たない感じ
もっともこれはwindowsではなくてubuntuを入れたからと言う見方も出来る(ubuntuのバッテリー制御とかがどの程度なのか知らないので)
・タッチパネルの反応が微妙?
タッチパネルで操作をしたのだが、反応が鈍かったり反応しなかったりで、キーボードのマウスパッドを操作することになった部分もあった
・USB Type-cがない
今時の端末にしては珍しくUSB Type-cが無い
上記であげたUSBドッキングステーションも、我が家にはType-cの物しか無かったのでわざわざType-aのモノを買い直す羽目になった訳で
・電源が専用アダプタータイプのやつ
今どきの電源アダプターだとType-cに接続する感じのモノだったりするんだけど、上に上げたとおりType-cが無い関係で専用アダプタータイプだったりする
出先でスマフォのアダプターを使い回せないのはかなり不便
とまあ今どきのモバイルノートにしてはどうにも微妙感が目立つ気がするが、取り回しが楽なのは一応それを上回るメリットではあるとは思う
とは言え上記問題が解決された同じ様な型のUMPCがあればあっさり乗り換えるだろうなぁ程度のメリットではあるが
総合すると、まあ使えなくはないがかなり微妙と言う総合評価となる
(追記)レビューを書いてみた(と言うかAIに書かせてみた)
で、ある日の事メーカーから「お買い上げありがとう、ついでにレビューも書かないかい?」みたいな英文メールが投げ込まれてきたので、Geminiに以下の条件で投げつけてみた
今回購入した「Piccoro Series71」についてレビューを書きたいと思いますので手伝ってください。 まず、私が感じた良かった点は次の通りです。 1:持ち運びに適した程良いサイズ感 2:取り回しのしやすさ 3:タッチパネルでの操作感 逆に、私が感じた悪かった点は次の通りです。 1:USBがType-Aの2つしか備えられていない(Type-Cが幾つか欲しい) 2:アダプターが専用のものしか対応して居ない(今ならUSB接続タイプのアダプターが欲しい) 3:OSがボリュームライセンスのものだった(ライセンス違反となりかねない) これを踏まえたレビューを、日本語と英語で出力してください
これに対してGemini君は以下のような返答を返してきた
Piccoro Series71 レビュー:良い点と惜しい点 Piccoro Series71は、その携帯性と使い勝手の良さで、UMPC(超小型ノートパソコン)としての魅力を存分に発揮しています。 良い点 まず、特筆すべきはその持ち運びに適した程良いサイズ感です。コンパクトながらも小さすぎず、カバンに入れても邪魔にならない絶妙なサイズは、まさにモバイルワークに最適と言えるでしょう。 また、そのサイズ感と相まって取り回しのしやすさも抜群です。どこへでも気軽に持ち運べ、場所を選ばずにサッと開いて作業に取り掛かれる軽快さは、日々の生産性向上に貢献してくれます。 さらに、タッチパネルでの操作感も非常に良好です。直感的な操作が可能で、特に外出先でマウスがない場面でもストレスなく作業を進められます。 スマートフォンのような感覚で扱えるため、UMPC初心者の方でもすぐに馴染めるでしょう。 惜しい点 一方で、いくつか改善を期待したい点も挙げられます。 最も残念なのは、USBがType-Aの2つしか備えられていないことです。現在のデジタルデバイスの主流がUSB Type-Cであることを考えると、複数のType-Cポートがないのは大きなマイナスポイントです。 多くの最新周辺機器との接続に、変換アダプターが必要になる場面が出てくるでしょう。 また、アダプターが専用のものしか対応していない点も気になります。現在ではUSB接続タイプのアダプターで充電できるデバイスが多い中で、専用アダプターは持ち運びの荷物を増やしてしまう原因となります。 利便性を考えると、USB PD(Power Delivery)などに対応した汎用性の高い充電方式が望ましいところです。 そして、最も懸念されるのがOSがボリュームライセンスのものだったという点です。個人利用においてボリュームライセンス版のOSはライセンス違反となる可能性があり、法的なリスクを伴います。 この点は購入前に確認できると良かったと感じる部分であり、今後の製品改善においては正規の個人向けライセンス版の搭載を強く希望します。 総評 Piccoro Series71は、機動性と操作性に優れた魅力的なUMPCです。特に「持ち運び」を重視するユーザーにとっては、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。 しかし、USBポートの種類や充電方式、そしてOSライセンスの問題は、改善されればさらに多くのユーザーに愛される製品になるはずです。 Piccoro Series71 Review: Strengths and Areas for Improvement The Piccoro Series71 is a compelling UMPC (Ultra-Mobile PC) that truly shines with its portability and ease of use. Strengths Firstly, its just-right size for portability is a standout feature. It's compact without being too small, and its ideal dimensions allow it to slip into your bag without being cumbersome, making it perfectly suited for mobile work. Complementing its size is its excellent ease of handling. You can take it anywhere and quickly open it up to start working, contributing to improved daily productivity. Furthermore, the touch panel operation is exceptionally smooth. It allows for intuitive control, enabling you to work without stress even when a mouse isn't available, especially useful on the go. Its smartphone-like feel means even first-time UMPC users can quickly get accustomed to it. Areas for Improvement On the other hand, there are a few areas where improvements would be welcome. The most disappointing aspect is that it only comes with two USB Type-A ports. Given that USB Type-C is now the mainstream for digital devices, the lack of multiple Type-C ports is a significant drawback. You'll likely need conversion adapters to connect many modern peripherals. The fact that the adapter only supports a proprietary connection is also a concern. In an era where many devices can be charged via USB, a proprietary adapter adds extra bulk to your carry-on items. For convenience, a versatile charging method compatible with USB PD (Power Delivery) would be much preferred. Lastly, and most concerningly, the OS was a volume license version. For personal use, a volume license OS can constitute a license violation, carrying legal risks. This is something that would have been good to confirm before purchasing, and for future product improvements, we strongly hope for the inclusion of a legitimate retail license. Conclusion The Piccoro Series71 is an attractive UMPC with excellent mobility and usability. For users who prioritize "portability," it's a very appealing option. However, issues like the type of USB ports, the charging method, and the OS license, if improved, would undoubtedly make it a product beloved by even more users.
いやーすげえなAI…これで十分じゃんね