Nyarch Linuxを試してみた
ここ数日、ネットニュースなどで「かわいさ」重視のLinuxディストロ--アニメファン向けの「NyArch Linux」と言う記事が流れてきていたので、どんなものかな?と試してみたので覚え書き
ISOはこちらから取得。記事を書いている時点ではバージョン?は24.04
ドメインが.moeって辺りからして最初から狙って作ってるみたいな感
取り敢えず適当に仮想PCを作ってセットアップ開始
起動すると早速こんな感じ
Live画面上からセットアップを起動するという感じで、セットアップそのものは割と簡単?なイメージはある
セットアップが終わった後起動すると起動画面はこんな感じ
これ、もしかして「Nyarch」は「にゃーち」とか読ませるんだろうかw
起動するとウェルカムツアー的なモノが立ち上がっている
OS自体は日本語環境だと言う事を検知しているんだけど要所は英語のまま、これは恐らく正規の翻訳者は入っていなくて機械翻訳とかを利用しながら一部環境に適応したからだと思う
セットアップ終わったシステム構成はこんな感じに
で、軽く使ってみた感想を以下に
良い点
- 取り敢えず普通にWindow操作が出来る
- 要所要所にキャラ画像的なモノが差し込まれている
- 何ならデフォルトのデスクトップ画像はフリーレンっぽいのだし
環境が原因と思われるダメだった点
- 音が鳴らない
これは他のLinux仮想PCでも同じ現象が起きているので、恐らくこの仮想PC環境での音源デバイスが用意されてないからだと思われる(それが証拠にWindowsの仮想PCでも鳴らない上に「サウンドデバイスが存在しません」と出ている)
使っている人的にダメだった点
- Arch Linuxのコマンドが判らん
Debian系ばっかり触っていたせいか、Arch Linuxのコマンドが全然判りませんでした
アップデートかけるのに「pacman」?だっけ?あれを使うらしいんだけど…
取り敢えずネット上で情報拾ってアップデートは何とか出来たけど、例えば何かのアプリをセットアップしようとする場合、コマンドが判らないと詰む感じになるんだろうなぁは容易に想像が付く
「それ以前」に色々ダメだと思われる点
- 「Waifu Downloader」なるアプリ
これ、起動すると画像を拾ってきて画面に表示して、何ならローカル保存も出来るのだが、そもそも「どこからその画像を拾ってくる」のか、設定もナニも無いので全く謎なのである
…いやそれ色々ヤバいでしょw
とまあそんな訳で、そのまま使って良いのかどうか微妙に悩む感じの代物だけど、あくまで個人利用だけならなんとか?って気もしなくは無い
まあ上にも書いたとおりArch Linuxのコマンド体系判らないから普段使い出来るかと言われると相当悩むけど…