M.2SSDのヒートシンクその2
以前書いた「M.2SSDのヒートシンク」についてだが、当時はファン無しヒートシンクのみをテストして居た
でまあ「当時は」それでも何とかなっていたのだが…
様々な都合で何台かPCを入れ替えたのだが、その際とあるPCで「所謂フィンだけのヒートシンクでは冷却が不足する」と言う事態が発生していた
その筐体はいわゆるMicroATXベアボーンなので単純に筐体内部の冷却力不足だろう事は想像が付くのだが、M.2SSD以外はまだ冷却に余裕があるのかそちらでの問題は見受けられない
つまりストレージ部分だけの問題と言う事になる
となるとヒートシンクを大型のモノに変更するか、いよいよファン付タイプを導入するかと言う選択に迫られることになった
そこで改めて「M.2SSD用ファン付ヒートシンク」を調べて見ると、コレも以下の様なタイプがあるらしいことを把握した
1 フィンに直接小さめのファンを埋め込んでいるタイプ 2 フィンの上にそれなりの大きさのファンがあるタイプ 3 そもそもフィン自体がCPUクーラー並みに大きめの作りでその中にファンが取り付けられているタイプ
冷却効率は当然1<2<3となりそれに比例してお値段も上昇する
今回は1のタイプを試してみた
で、結果から言うとこれがものすごく効果があることが判明
付ける前と後ではSSDの温度がおよそ10度近く下がったのだ
ただ問題もざっと見た感じで2つほどある
一つはサイズの問題で、ノートPCやミニPC等にはコレを取り付けられる容量的余裕がそもそも存在していない場合がある
もう一つは電源の問題で、電源そのものは今回はマザボ上にあるケースファン用のコネクタ部分から取得したのだが、そもそもそれが存在しない場合は何らかの手段を講じる必要がある
※まあその場合も、例えばSATA用電源ケーブルから変換してファン用電源のコネクタにする部品等も存在するので何とでもなる
しかしながらそれを差し置いても取り付ける意味はあると思う
幸いメインPCがミニタワーなので、機会を見て3のタイプのテストもしてみようと思う