RaspberryPi4でAndroid系OS(LineageOS)を動かして見る
かなり以前から所謂Intel系PCでAndroid-X86系列なんかを試していた事も有って、「Androidデバイスでは無いモノでAndroidOSを動かしたい」と言うお試し、と言うかお遊びをかなり長い間色々チャレンジしているのだが
実は同じ様な事をRaspberryPiでも出来る訳で、と言うかCPUがArm系なので実は親和性高くない?ってのが、そもそもこの記事を書き始めた切っ掛けと言う感じ
で、色々あって丁度Pi4が1台余ったので、これに入れて見ようと試してみる事に
試したのはこちらのサイトのもの
このサイトを見ると、オリジナルのAndroidOSとLineageOSがRaspberryPi用にフォークされて提供されている模様
なのである意味使い慣れている?LineageOSをセレクトしてみる事に
手順としては以下の通り
1 上記サイトから必要なファイルをダウンロード(今回はOSクリーンインストールなのでイメージファイルとGooglePlayを使うためのGappsのアーカイブの2つ) 2 OSイメージをRaspberryPi Imagerを使ってSDに書き込む 3 SDをRaspberryPiにセットして一度起動、「開発者向けオプション」を有効化した後TWRPリカバリーモードで起動 4 Gappsアーカイブを適当なUSBメモリにコピーした後RaspberryPiに接続、TWRPリカバリーモードからInstallする 5 書き込み終わったらWIPE→工場出荷時設定にリセットして再起動
※一つ問題?があって、3の「TWRPリカバリーモード」だが、物理キーボードを接続していないとそもそも電源メニューの項目が出て来ないと言う注意点がある(設定→システム→ボタン→電源メニュー→高度な再起動)
実際に稼働させてみた感じ
で、実際に稼働させてみたのだが、割と普通に動いては居る
ただし、ゲームみたいな「重い」アプリを動かすとこれがまた結構カクつく感じ
まあ理由としては「Pi4である事」「ストレージがMicroSDカードである事」が重い原因の最たるものなのだろうなあとは思う訳で
となると次はPi5でSSDを載せた状態で試してみたくなるのはまあ必然なのかなと言う気がする
現状、Ubuntuを入れた状態で放置しているPi5があるのでそれを転用するのもまあ有りと言えばあり?
RaspberryPiであるが故の利点と欠点
でまあちょいといじってみた感じ、普通に運用するにはまあ問題は無かろうと言う結論には達しているので、利点欠点を整理してみたい
- 利点
1 デスクトップPCの様にバッテリー充電を気にせず稼働させる事が出来る
これは言ってみれば「普通のパソコン」的な感覚で端末を稼働させる事が出来ると言う点にある
結局の所通常のAndroid端末はどうしてもバッテリーの問題がついて回る
かく言う俺自身もつい最近スマフォでカーナビしながら音楽を再生させて長距離運転をしていたら、充電しながら走っていたにもかかわらず何故かスマフォのバッテリーの充電が間に合わずに、目的地に到着するかなり前でバッテリー残り10%を切ってしまったと言う中々しんどい状態があった
2 ストレージ容量を自由に増せる
最初のセットアップ段階で大容量のMicroSDカードなりUSBメモリなり、なんならM.2SSDなりを選択すればストレージの容量に悩む事も無くなる
スマフォのアプリも最近巨大化しているので、こんな対応が可能な所も利点としてあげられると思う
- 欠点
1 OSが最新の状態を常に保たれる訳では無い上にサポートは自前
これがアップされているサイトだが、更新頻度がそこまで高いと言う訳では無い
例えば本家LineageOSサイトはアップデートが一週間単位で提供されているが、最新版が提供されているのがこの記事を書いている2ヶ月前とかそんな感じのレベルだったりする
なおかつ、この手のモノでは良く有る「使用は自己責任で」と言うヤツで、なんなら本家Android-X86の様にいつサポートが終わっても不思議では無いと言う部分はある
2 全てのアプリが動くとは限らない
純正Androidデバイスでは無い故の問題でもあるのだが、これがまともに全てのアプリで動作するとは限らない
その辺は自分で検証するしか無い訳だ
とまあそんな感じでもうちょっと検証していこうと思う(なんならPi5の方に入れる事も考え中)
アップデートが配信された
何て思って居たら、ある日アップデートが配信された事が通知されていたので試してみる事に
やり方は意外と簡単で、
1 kostakang.comから「OTA」パッケージをダウンロード 2 適当なUSBメモリにコピーした後、OSをTWRPリカバリーモードで起動してインストール
と言う手順で実施出来る
※追記
…と思っていたのだが、kostakang.comの記載内容を意訳していくと、どうやらLineageOS内にダウンロードしても行けるらしい
その場合は手順2でUSBメモリではなくてLineageOS内でダウンロードしたフォルダを指定するだけでOK