M.2SSDのヒートシンクその3(RaspberryPi5にて)
RaspberryPi5にM.2SSDを4枚積載出来るHATを購入して、そこにopenmediavaultをセットアップしてNAS化した所なのだが
ここでディスクのベンチマークを取りながら発熱具合を見ていたら、以前記事で書いた60℃のしきい値を超えてくる状態になっていた
テストしたM.2SSDには銅板のみのヒートシンクを貼り付けていたのだが、これでは放熱量が足りないと言う事なのだろう
当初ケースの下にPC冷却クーラーを置いてみたが、そいつの騒音が酷いのと温度が5℃程度しか下がらず、思った程の効果を得られていない
と言う事で解決策を探して部品箱を漁っていたら、以前買ってテストした「SSDを挟み込むがネジ止めしない」タイプのヒートシンクを見つける
ケースの中のサイズ問題で、SSDの上面とケースとの間が5ミリ程度しか無いので、フィンタイプのヒートシンクを取り付けるにしても厚さ問題が出てきていたが、取り付けてみるとこれが
「フィンがケースにピタリと接する形になり、偶然にもケースも放熱体として利用可能になる」
状態になった
この状態で熱を計測すると概ね40℃台で安定しているので、ファンを回さずとも冷却は十分出来ている模様だ
ただしこれはまだ1枚のM.2SSDでしか試していなくて、2枚目の方は元から付いていたサーマルパッドのみの状態である
これに同じ物を取り付けたら熱移動しないかが気になっている所ではあるが、そちらはまた後日実験と言う事に