紙の本を捨てた話
元々私は「本の虫」とでも言うような人間で、かなり本を読むのが好きだ
それは親に隠れて寝た振りをした後布団の中で懐中電灯を使って読んでて、おかげで子供の頃に仮性近視がホントの近視になってしまった程度には、と言う感じ
で、そんな感じだから就職してからもそれなりに本を買いあさっていて、気がつけば相当な数になっていた
…のだが、これを全てではないにしても九割近く手放さなければならないイベントが発生した
「転勤」である
元々子供の頃は親が「転勤族」だったため、転勤自体には抵抗は無かった、と言うか今でもあまり無い
物心ついてから少なくとも四回、幼稚園の頃と仮定すれば平均して四年に一度引っ越してたことになる
当然そんな定期的な感じでは無く、場所によって長短はあったわけだが、それでもまあまあな頻度なのは間違いない
ただ、社会人になってからは職業的なあれこれでそこまでの頻度ではなくなった
とは言え普通に1000km以上の距離感の転勤もこなしたりしてるわけで
そうなると、当然荷物をある程度身軽にする必要性が出てくる
となれば少し前に流行った「断捨離」を行う必要性が出てくるわけで
そうしたときに、優先的に削るものは…となって、結果大量の紙の本を手放すことになったわけである
幸いと言うか、良い時代に生まれたお陰で電子書籍と言う荷物にならない書籍が世に広まってくれたお陰で、その後の蔵書には特に困ることも無くなったのもある
たまに本のあとがきで「紙の本も出来る範囲で買い支えていただければ」的な事も書かれてはいるが、私も転勤族である以上心の中で詫びつつも聞けない相談なのは言うまでも無い